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第一章 オーロラの舞う街・・・イエローナイフの旅行記です。 第二章 オーロラのしくみ・・・・少し詳しい内容になっています。 ※第二章入り口↑ |
もうあれから3年が過ぎようとしているんだ。 北の最果ての地、イエローナイフ・・・そこは雪と氷に閉ざされた、何もない極限の世界。 |
1.イエローナイフ到着 2001年1月21日 2001年1月21日、「オーロラを観る会」の一行20数名は、宮崎空港を飛び立った。 |
※イエローナイフはこんなところ |
夜の22時50分(現地時間)に、ついにイエローナイフ到着! 飛行機を出ると、そこはマイナス30度の世界が待っている、南国育ちの私には想像できない世界なのだ、緊張する。滑走路は凍りついているので滑らないようにと注意を受けるが、案外上手く歩けた。えっ、そんなに寒くない? この日のイエローナイフはとても暖かかったそうだ。 空港はこじんまりしていたけれど、剥製の白熊がでーんと置かれていて目を引いた。 |
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白熊の剥製 (・o・) |
現地のガイドさんが迎えにきていた。えっ、こんな極北の地にどうして?と驚くようなかわいいお嬢さんだ。男性だったら何をしでかして、こちらに左遷されたのですかと聞くところなのだ。 (^^;アハッ!) ガイドさんからイエローナイフでの日程説明を受けた。 |
バスに乗ってホテル到着。このときはまだ興奮していたので気が付かなかったが、どうも時差ぼけの症状が始まっていた気がする。簡単な計算に苦労するようになっていた(20たす30レベルが即答できなかった (>_<) 同室になったのは、妹みたいな気がするビュアなTちゃん、よろしく。 なるほど、北国ほど室内は温かいのだと気が付いた。部屋の中はTシャツ1枚でも十分な暖かさだった。 オーロラ見学用に極寒用の防寒着とブーツ・防寒手袋をレンタルしたが、ブーツの暖かさに感激する。かなり底が厚いので重たい、中は毛皮になっている。冷え性のため、真夏でも靴下がないと寒くて眠れない私にはありがたいことです。 |
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宿泊したgoodなホテル |
※超度級寒がり屋の私の防寒対策 防寒は下着を温かくするのが一番。この日のために購入したハイネックの極地用下着は花丸だった。 他にも、水分(汗など)を熱に変える化学繊維を使った下着や靴下なども用意した。 〜昼間〜 ソックスを薄(綿はダメ、速乾性のものや絹のアンダーソックス)・厚・登山用厚手の順に3枚重ねる。 靴はヒールは無理だが、日本で冬に履くブーツでも大丈夫だった。 柔らかい皮の手袋、厚手のコーデュロイのズボンと下にアンダーズホンを2枚。(コーデュロイの ズボンは履き心地と温かさで大正解。) 上は極地用下着がかなり温かかったので、後は長袖のTシャツにタートルネックセーター、そして長 めのダウンコートで寒くなかった。肌が直接外気と触れる顔はさすがに痛く感じたので、マフラーで顔 を被っていた。 〜夜間〜 昼間着たものに上下をプラスして着る。ホッカイロ、これは多めに用意したほうが良い。私は、これが なければ間違いなく凍傷になっていた。夜の冷え込みは半端ではないのだ。 下に2枚着ているズホンの上から自前の防寒ズボンをはき、上は昼間の格好に厚手のセータを一枚 プラスして、さらに自前の防寒コート。そして、レンタルした極寒用のツナギ風防寒服と、防寒ブーツ。 インナー手袋と毛糸の手袋、そして防寒手袋を着けた。 マスクも何枚か用意して、息で濡れたら取替えた。極地用の目だし帽をかぶり、さらにマフラーで顔を ぐるぐるに巻いて帽子をかぶった。もちろん、ホッカイロは手袋にも、靴下にも、下着にも数枚ずつ貼った。 え〜と、1度に12枚使用。 この格好を思い浮かべると、う〜ん、今になると笑える、よく歩けたもんだ。 私は特別の寒がりなので重装備が必要だったが、他の人達は、もっともっと身軽でも大丈夫だったようだ。(^^; |
2.街の探索 1月22日 朝食に何を食べたか・・・思い出せない。(T_T) 多分、日本から持ってきたカップラーメンだった気がするんだけど。(イエローナイフ滞在中、私は時差ぼけのため頭がぼーとなったままで過ごす事になった。)外に出ると、一面の銀世界が広がっていた。北の国だから当然・・・ではなかった! ナント温かくて雪が降ったらしい。ここは年間の降雪量が144cmと少ない。寒さで全ての水分が凍りつくところなのである。しかし、我々は南国宮崎人である、雪が降らないところからやって来たのだ。寒くは無かった。雪が珍しくて嬉しくて、楽しかったから。(笑) 昼間は、バスでの市内観光になっていた。きのうのガイドさんが黄色いバスで迎えにきた。バスの中から見る景色は・・・宮崎より都会だ! 病院・警察署・博物館・州議事堂・小学校・消防署・スポーツ施設、どれもきれいな建物ばかり、刑務所まで完備されていた。 民家は、ブルーやイエローのかわいいものや、ウッディーのシャレタ感じのものなどで、見ていて楽しい。ただ、地面が冬には凍り、夏には溶けるので、基盤をかなり深くまで掘って建てないといけないらしく、コストがとても高くかかるそうだ。そういえば、傾いている家もチラホラあった。(^^; これができた時には大騒ぎになったというのが、世界最北端にあるマクドナルド。オープン時には、犬ゾリやらスノーモービル、はたまたセスナ機で乗り付けてきた人までいたそうだ。ガイドさんの話で感心したのは、あまりにも寒すぎて病原菌がいないので、ここにきて病気をしたことがないということ。 |
家の前に白熊さんが・・・ええっ! | 屋根の上にサンタクロースが ワォ! | 守り神 |
下に金のナイフの絵が彫ってある | 氷のピラミッド? | ここのナンバープレートは白熊なのだ |
住宅街を通っていた時、んっ、太った鳩?・・・ではなかった。ありふれたように庭先にいたのは、なんと雷鳥だった! ! !日本だと、高山にしかいない、しかも神経質でめったにはお目にかかれない珍鳥の雷鳥なのだ。(^o^)丿 |
白くて、丸々していて、かわいい雷鳥〜♪ 民家の軒下にいる雷鳥はコロコロと白いボールのようだった。とにかくかわいい。 |
市内観光から戻ると、各自で街の探索に出た。私とTちゃんは、土産品店とスーパーを目指した。バスの中で教えてもらった、ブルーの壁が美しい店で記念撮影をして、中で土産を買った。 |
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