光害問題について (ひかりがいもんだい) pleiadさんが光害問題について調べたことや、熊本県民天文台 に出向して取材したことをレポートにして送ってくれた。 このレポートを一人でも多くの人に読んで欲しいと思い、 切なる願いを込めてこちらに掲示しました。 --2004.9.15 |
光害とその対策 by pleiad |
“光害”。公害と区別するために、あえて“ひかりがい”と読む。まだまだ認知度の低い言葉である。 一方、天文台でも自分たちの住む町の美しい空を守るために、これ以上夜空が照明による影響を受けないことを願っていた。天文台は町や住民団体と相談をしながら最も適した防犯灯を探した。何社かの照明メーカーに働きかけてデモ機を送ってもらい、点灯実験を行うことにした。その中で出会ったのが“上方光束ゼロ”と呼ばれるタイプの照明である。内蔵された反射材のおかげで上方向や横方向への漏れ光がなく、すべての光が下方向のみに集束され、道路をより明るく照らすことができる。 |
※写真提供 熊本県民天文台 台長 艶島 敬昭氏 |
足元はより明るく、しかし見上げれば星空の見える町。城南町の取り組みは“星空を守る会「国際ダークスカイ協会 日本セクション」”から感謝状を贈られ、またIWASAKI環境照明賞、審査員特別賞を受賞するなど、各方面で評価されている。 最後になったが、お忙しいところ突然の取材にも拘わらず、快く応じてくださった 熊本県民天文台の艶島台長を始めスタッフの皆様に、心からの感謝を申し上げたい。 そしてこれからの宮崎、いや地球上の光害と公害をなくす取り組みを始めようとしている仲間たちにあたたかい目とご指導をいただけるとありがたいと思う。
私たちが壊し始めた自然を、その”責任”を持って”誇り”に変えられるまでに回復させられる日がくることを切に願っている。 |
写真提供 : 熊本県民天文台台長 艶島 敬昭氏 |
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